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睡眠時間と死亡との関係は?

睡眠時間と死亡との関係は?

 睡眠時間が短いと、虚血性心疾患死亡(女性のみ)や総死亡のリスクが高く、逆に睡眠時間が長いと、脳卒中死亡や総死亡のリスクが高まるという。
 
 これは、日本の40~79歳の地域住民9万8,634人(男性4万1,489人、女性5万7,145人)を対象に実施した調査結果。厚生労働省が2月3日に開催した「健康づくりのための睡眠指針の改定に関する検討会」(座長=内山真・日本大学医学部精神医学系主任教授)で示した。
 
 それによると、睡眠時間が短い者で虚血性心疾患死亡のリスクが上昇する機序としては、「交感神経の亢進、血圧値の上昇、コルチゾール分泌や炎症反応の亢進、耐糖能異常の亢進などが考えられる」と分析している。
 
 しかし、厚労省が11年前に策定した「健康づくりのための睡眠指針~快適な睡眠のための7箇条~」(睡眠指針)では、「自分にあった睡眠時間があり、8時間にこだわらない」としている。
 
 このため、睡眠指針の改定に向けて厚労省は、「(睡眠時間の)具体的な数値を示すかどうか」を論点の1つに挙げている。

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